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2017.05.21 Sunday

堤 康将 個展 開催中です!

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    JUGEMテーマ:展覧会

     

    堤康将個展 開催中です。

     

     

    全ての作品に銀箔が貼られていますが、派手な印象はありません。

    銀箔を腐食させる技術により、落ち着いた色調にまとめられているためです。

    腐食の度合いで銀箔の様々な色合いを引き出し、光の当たり方や、見る方向でも違って見えます。

    絵具で描いているかのような複雑な箇所(作品の上部など)も、銀箔の腐食の色だけで表現しており、その仕事ぶりはベテランの作家が見ても感嘆と共に評価されています。

     

     

    目を引くのは本展開催ギリギリまで描きこんだという大作。鯱の群と、電信柱に留まったハヤブサ。電信柱はその色彩から竹のようにも見える、との感想も。

     

    鯱、ハヤブサ、電信柱は、作品に頻出するモチーフで、それぞれに意味があります。

     

    物憂げにも見える、まるで人間のような鯱の目。

    鯱の知能は優れており人間と同等またはそれ以上とする研究もあるほど。そのため作品中では人間の比喩表現として用いられています。

     

    ハヤブサが描かれた作品には、「泳ぐ鳥」とタイトルが付くことがあります。ハヤブサは水の中を泳いでいる状態として描かれているのです。空気と水が逆転したら、どんな世界なのか?そんなあべこべな世界が、作品の基本的な世界観です。

    その中で、ハヤブサは、あべこべな世界の象徴として、または人の無意識を表すものとして登場します。

     

     

    ちょっと不思議な世界を描いた作品たちは、いつもの日常を、違った視点で覗くことのできる、別世界への窓のようにも思えます。それに誘われるように、お子様からご年配の方まで、十人十色の感想が飛び交う展示となりました。

     

    会期も残すところあと一週間となりました。ぜひ足をお運びください。

     

    ※取材陣に作品の前を歩いてくださいと言われ困惑しつつも歩を進める堤康将先生の図。

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