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2018.04.01 Sunday

「現代版画の粋」展、4/8まで開催中!

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    福岡店では「現代版画の粋」展開催中です!

     

     

    現代の版画界のトップを走る、版画家の方のグループ展です。錚錚たる顔ぶれをそろえた展覧会が実現したとあって、初日のパーティーでは、かつての教え子や後輩やファンなど、沢山の方がつめかけました。

     

    中林先生と皆様。

     

    版画と一言で言っても、木版画、銅版画、シルクスクリーンなど、様々な技法があり、皆様それぞれ独創的な表現を追求し続けてこられました。

     

    中林忠良先生の銅版画の作品です。

    銅版画には大別して2種類あり、銅板に工具を使って銅板を彫る技法と、腐蝕液を使って間接的に銅板を彫る技法があります。

    中林先生は主に後者で、腐蝕液を使います。過去に故・金子光晴の「すべて腐らないものはない」という言葉に感銘を受けたと語るように、銅板を腐蝕させる工程そのものが、銅版画の表現の本質として大きなテーマとなっています。

     

    柳澤紀子先生の銅版画の作品です。

    チェルノブイリ視察後に制作した作品や、頭が動物で体が人の動物人のシリーズなど、機知に富みながらも現代への鋭いまなざしが感じられる近作が並びます。

     

    磯見輝夫先生の作品です。

    杉の板を使った木版画作品です。杉の木目の荒々しさと彫りの生々しい線、「流れる」「もう舟は来ないけれど」というタイトルから、がれきを押しのけて下る濁流や、二度と船の来ることのない波止場が想像され、胸に迫ります。

     

    小林敬生先生の作品です。

    木口木版という技法で刷られています。通常木版画と違い、木の切り口の面に版を掘る技法で、木の目が細かく硬いためより繊細な彫りが可能になります。画面いっぱいに広がる幻想的な景色は、その中を何度も目でなぞっても、また新たな発見があります。

     

    池田良二先生の作品です。「Circle/円環」という形態を一つのテーマに、石や鶏卵を使ったインスタレーションを展開し、それらをフォトエッチングという技法で作品にしたシリーズの他、様々な銅版画の技法を重層的に駆使した作品を展示しています。

     

    東谷武美先生の作品です。氷と水をテーマに制作されたリトグラフを制作し続けており、氷がだんだんと形を変えてゆく様子を捉えた「日蝕」シリーズが代表的です。

     

    河内成幸。先生の作品です。自ら凹凸版摺りという技法を編み出し、新たな木版画世界の先陣をきって制作を続けています。木版画の暖かみと、銅版画のような鋭い線が織りなす作品を可能にするのは、この技法ならではのものです。日本的な鮮やかな色彩も楽しい作品です。

     

    天野純治先生の作品です。シルクスクリーンという技法を使って、何度も色を重ねてイメージする色を作り厚みを持たせることで、色彩を独自の表現へと変化させています。

     

    1枚の版画が出来上がるまでのエネルギー、そしてそれに行き着くまでの道程に思いを馳せつつ。

    4月8日までとなっております。是非ご来廊ください。

    スタッフ。

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