<< 【東京店】取扱作家から毎週一作家1点ずつご紹介。 第9回は、平野遼(1927年〜1992年) | main | 【福岡店】 豊福知徳ギャラリーがOPENいたしました! >>
2018.09.07 Friday

【東京店】取扱作家から毎週一作家1点ずつご紹介。 第10回は、牛島 憲之(1900年〜1997年)

0

    JUGEMテーマ:美術鑑賞

     

    みぞえ画廊のコンセプト:「流行や時代に左右されない、上質な作品、作家を提供」をもとに

    セレクトされた取扱作家から毎週一作家、1点ご紹介します。

     

    第10回は、牛島 憲之(1900年〜1997年) 

     

    『朝 凪(天草)』 油彩M6号

     

    熊本の裕福な地主の息子に生まれ、昭和29年東京芸術大学講師になるまで、勤め人になったことがありませんでした。昭和40年に芸大教授に就任。日展に入選後も絵を売らず、華やかな場に参列することも少なく、「画家とは名誉ではなく描き続けることである。絵の具とカンバスと、雨風しのげて目と手があれば、絵は描ける」という信念を貫きました。

    「私は水のある風景を眺めるのが好きである。それも激流ではなく、ゆるやかな流れや沼などを見ると、気分が落ちつくようである」熊本市郊外の家のすぐ裏に、ゆったりとした流れの坪井川があり、上京してからも「一銭蒸気に乗って隅田川をさかのぼり… 今と違って水はきれいだし、沿岸の風物も趣があって、実にいい気分のものだった」(牛島憲之素描集 朝日新聞社)と語っています。

     

    忠実に自然を写すということに終始しました。歩き回って絵のモチーフを見つけると、とことん風景を見つめ続けて「紙に穴があくほど、すっかり腹に入るまで描いた」スケッチを持ち帰ります。徹底した写生に基づいて、必要なものだけを残してあとは捨てる、アトリエでの試行錯誤の末に油彩画が生み出されました。

     

    静謐で穏やかな色彩、詩情、軽やかさと優美さ、非日常的ではあるがリアルな存在感… 

    牛島憲之の作品は様々な言葉で語られます。

     

    故郷熊本の美しい風景を描いた牛島憲之の『朝凪(天草)』は、東京店にて展示・販売中です。

    ぜひ、ご覧ください。

    https://mizoe-gallery.com/products/detail/797

     

    府中によくスケッチに出かけた縁から、遺族は平成10年、府中市美術館におよそ100点の牛島憲之作品を寄贈、牛島憲之記念館が創設されました。

     

    コメント
    コメントする








     
    この記事のトラックバックURL
    トラックバック
    Calendar
        123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930 
    << November 2018 >>
    Selected Entries
    Categories
    Archives
    Recent Comment
    Links
    Profile
    Search this site.
    Others
    Mobile
    qrcode
    Powered by
    30days Album
    無料ブログ作成サービス JUGEM