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2019.04.27 Saturday

【東京店】取扱作家から毎週一作家1点ずつご紹介。 第19回は、織田廣喜(1914年〜2012年)

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    JUGEMテーマ:展覧会

    【東京店】取扱作家から毎週一作家1点ずつご紹介。第19回は、織田廣喜(1914年〜2012年)

    みぞえ画廊のコンセプト:「流行や時代に左右されない、上質な作品、作家を提供」をもとに取扱作家から毎週一作家、1点ご紹介します。

    第19回は、織田廣喜(1914年〜2012年)

     

     『ベネチア人形売りの風景』 F8 1962

     

    1914年(大正3年) 福岡県嘉穂町に生まれ、小学校の頃から絵本代わりに本棚の美術書を眺めて、模写のようなことをはじめています。1932年(昭和7年)18歳で画家になろうと決意して上京。翌年、日本美術学校絵画科に入学し、藤田嗣治、林武などの指導を受け20歳で卒業しました。

    1951年(昭和26年)二科展に出品していた萬宮リラと結婚。天真爛漫なリラ夫人を描くことが創作の原点にあり、リラに寄り添い、支えられ、リラと共に生きた生涯でした。

    1960年(昭和35年)3月、神戸から単身フランス行きの船に乗り、シンガポール、カルカッタなどを通る35日間の船旅を経て、友人に紹介されたパリ・モンパルナスの市場近く、ゲダール長屋に住みます。屋根裏のような1室で共同風呂の質素な生活でした。シャンゼリゼの女性たちを描いてパリの画商に売り込み、東京に送った作品はリラ夫人が画商に買ってもらいパリに送金するという生活で、3ケ月の予定が1年3ケ月の滞在になりました。

     

    2度目の渡仏は1962年、リラ夫人、長男廣比古と共に9ケ月間におよび、『ベネチア人形売りの風景』は、その間スペインとイタリアに各1か月間、取材旅行して描いた作品です。

     

    二科展で発表を続け、パリでも日本でも画商が付きはじめて、1966年以降は毎年のようにヨーロッパに出かけました。

    「町を歩き、描きたい、と直感したときに描きます。ただ、自然、風景を見つめました」と語った織田廣喜は、長年パリを愛しました。詩情豊かな街角、カフェで、輪郭線が定かではない幻想的な風景の中に、華やかな街とはうらはらに哀愁漂う女性、幸せな寂しさを湛えた女性を独特の筆致で描きました。

     

    みぞえ画廊は『ベネチア人形売りの風景』をはじめとして、30点ほどの織田廣喜油彩作品を在庫しております。

    東京店にて開催中の日本近代名画展に織田作品を出品・展示しております。5月19日までになりますので、

    ぜひ、お立ち寄りくださいませ。

     

    https://mizoe-gallery.com/products/list?category_id=226&pageno=1

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