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2020.09.16 Wednesday

【福岡店】「フォルム」柴田七美展 開催中です!9/27まで

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    「フォルム」柴田七美展、みぞえ画廊福岡店で開催中です!

     

     

    作品のすべてに人物が描かれていますが、それはほとんどがシルエットのように描かれています。でもよく見ると、絵の具の動きが生き生きと伝わってきます。なぜこんな描き方をするのでしょう?

     

    参考動画も是非ご覧ください!

     

    物心ついた時から画家になりたいと思いながら育った柴田七美さん。いざアーティストとして駆け出したときに「なぜそれを描くのか?」とコンセプトを強く求められる風潮を受け悩んだ時期もあったそうです。

    「逆に何でも良い」

    そう答えを出した末にたどり着いたのは、「絵を描くのが好き」という純粋な動機でした。

    描かれているのは、記憶を頼りに雑誌やインターネットから集めた写真などを分解し再構成することで作り上げた架空の人物。

    絵具の動きと、色と形という、絵画を構成する最低限の要素を決定するためだけのモチーフとして、あえて虚構の存在を描くことにしたのだそうです。

    この手法で描いた新作を2016年の個展「モンタージュ」で発表し注目され、翌年は絹谷幸二賞にもノミネートされました。
    過去のブログ記事はこちらです。

     

     

    故郷福岡では4年ぶり、2回目の個展となる本展でも、寄せつめたパーツを組み合わせて作り上げた架空の場面がモチーフとなっています。パーツの一つ一つは、過去に見た演劇や映画のワンシーン、本の挿絵などの記憶の断片をすくい上げたもの。

    今回はより形への意識が強くなった感覚があったために、展覧会タイトルは「フォルム」と題されています。

     

     

    ストーリー性のある作品を見ていると、やっぱり何が元になっているか気になってしまいますね。

    物事はあらゆる角度から捉えられるもの、自由に観て感じてくださった方からの感想が聞けるのも新鮮で楽しく受け止めているといいます。

    作品を見たお客様の反応は「もっとギトギトしているかと思っていた!」「絵の具の質感が所々ガラスみたいにつるんとして見えるけどどうやって描いているの?」など、絵具そのものにも視線が集まっています。

     

     

    よく見ると、同じ黒でも、絵具の柔らかさと硬質さが混在しているのが分かります。硬質な箇所はつるんとしていてガラス質のように見えますが、全て油絵具の性質を生かした質感によるものです。
     

    絵の具の性質を最大限に利用し、勢いと繊細さを持って徹底的に「どう描くか」にこだわる描き方。作家自身が、描くことは呼吸に似ていると捉えているように、絵具の動きとアーティストが筆を動かす動作は対であり、あるいは絵画とアーティストの対話と捉えることができるかもしれません。

    ぜひ会場で、その対話に参加してみてくださいね。

     

     

    柴田七美展は9/27までの開催となっており、その後東京店では10/10の開催を予定しております。

    展覧会の開催前日に受けた取材では、「みぞえ画廊東京店で開催される個展では、また新たに新作をたくさん描き下ろす予定です」と真っ直ぐな意気込みを語ってくださいました!

    是非ご覧ください!

     

    JUGEMテーマ:展覧

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